一戸建てにはない被害が出る高層マンションの地震被害

阪神大震災クラスの地震でライフラインの復旧は電気が最も早く1週間以内には目途が、水道が数週間単位というレベル、ガスは数ヶ月単位におよぶ可能性があります。

そしてマンションは基本的に高階層になるほど部屋の内部の揺れが激しくなる可能性が高く、例えば1階の住人の方が「震度5ちょいか〜、驚いたー…」くらいだったのに対して15階や20階の住人の方は「震度6とか7のような気がした…」と倒壊してしまうんじゃないかと感じるほどに差が出てきます。これはマンションに住んでいる知人などに聞いてみれば、たいていこのような感想が得られるかと思います。高層階の方ほど家具固定は必須となりそうです。

家具の固定は、よくビスにロープのような物で止めておけば大丈夫だろうと思うかも知れませんが、スキマの有無、ビスの深さ、ビスの止める壁の材質、天井板のたわみ等、簡単そうに見えてコツが必要です。専門書籍や防災資料関係をベースに家具止めを行わないと簡単に抜けたりしますので御注意下さい

最新のマンション地震対策として免震や制震技術が報じられていますが装置自体がかなり非常に高価な為、ほとんどのマンションで導入されていないはずです。免震装置は土台部分に設置するもので既存物件には適用出来ません(出来たとしても建て替えた方が低コストかもしれません)。

また導入件数も少ないので「免震・制震装置で画期的な揺れ防止効果が実証された!」…とも書きにくく、そのくせ装置設置の費用がかさんで売り出し価格もグンと上がってしまいます。売り出し価格が上がっても公共設備が充実していれば消費者の目で見てもスグに分かりますが、免震・制震装置の取り付けは壁や地下にありますから一見、なぜ高いマンションなのか分かりません(→他社マンションと比較して売りにくくなる事も)。

高階層ほど揺れが激しくなる事が多く家具が飛ばないよう注意を
免震・制震装置は高コストで設置済みマンションはまだまだ少ない
揺れが激しくなりやすい → 家具の「正しい」固定を

大きな道路に面しているかどうか?
大きな道路へ面することは自動車でのアクセスが良好にはなるが、公害も心配になってくる